光秀の史跡が残る町
光秀の前半生は謎に包まれており生誕地もはっきりしていないが、出生地であるとの伝承の残る場所が岐阜各地にある。
明智町もその一つで、県指定史跡「明知城跡」があり地元では毎年「光秀まつり」が開催されるほどだ。同町の千畳敷公園内には「明智光秀産湯の井戸」と書かれた井戸があり、「生誕地はここ明智町に違いない」という強い思いが地元では広がっている。
他にも光秀学問所(現天神神社)や、母・お牧の方の墓などがある。北麗の龍護寺には光秀の供養塔が建てられ、光秀の直垂(ひたたれ)が伝わる。
光秀ゆかりの地の史跡めぐりは戦国の時代への好奇心を刺激する。
日本大正村では、史跡・歴史探訪コースが設けられており、気軽にめぐることができるのがうれしい。