星の物語の世界へ
午後7時から、串原コミュニティセンターでプロジェクターを30分程観賞した後、外に出て望遠鏡を見る行程だ。
日が落ちると、一気に気温が下がる串原。参加者は防寒具、カイロ、手袋、マスクなど防寒対策バッチリで参加する。近隣の子供たちや、天体ファンなどが集い、冬の寒さも吹き飛ばす熱気だ。
星の物語の語りは、参加者をゆっくりと星の世界へいざない、小さな子供たちも静かに聞き入っている。そして、普段なかなか触れる機会がない天体望遠鏡に、大人も興味津々だ。
そんな前準備が整ったところで、外の星空へ・・・
地元の人達は、見慣れている星空がこんなにも美しいことに驚き、あらためて串原の素晴らしさに気づくようだ。都会から来た人は、天の川がはっきりと見えることに感動して、スマホで星の写真を夢中になって撮っていく。
中にはレジャーシートを敷いて、寝転んで星空を見る人もいる。これもアウトドアの醍醐味だ。観望を終えた参加者は、寒さを忘れ大人も子供も皆満足気な表情で帰っていく。
時には、日常から離れ宇宙に思いをはせるのもいいだろう。