有形遺産
山岡町下手向(しもとうげ)地区にある直径7mほどの大きな岩で、船の形に似ていることから船岩と呼ばれている。 明和3年(1766)の干ばつの際、村人がここで雨ごいをしたら雨が降って大豊作になった。以来、「船岩明神」とあがめられ、干ばつの時には雨ごいされる様になった。 岩窟には常に3斗(約54l)以上の水があり、これを換え乾して祭神に祈ると、霊験は必ず現れるといわれている。