有形遺産
山岡町に点在する石仏には、様々なものがあり、それぞれに意味がある。
大日如来や阿弥陀如来が彫られたもの。願をかけると願いが叶うといわれ、願かけに訪れる人も多い。
観世音菩薩では、三十三所観音が多く見受けられる。そして、馬頭観音もよく知られている。昔馬が交通に多く使われ、農耕用・運搬用に盛んに用いられた江戸中期以降に造立されたものが多い。
地蔵信仰が盛んだった頃造られた、地蔵菩薩。念仏供養塔、庚申信仰が盛んだった頃造立された庚申塔。そして、弘法大師や不動明王、役行者など山岳信仰の石仏も見かける。