無形遺産
もともと豪壮な男獅子が奉納されていたが、元禄15年(1702)、岩村城主に信州小諸城主であった松平乗紀が移封とともに岩村に伝わった小諸の嫁獅子が、山岡の下手向(しもとうげ)にも伝わり、祭礼に奉納されるようになったという。
初日、白山比咩神社から荒木の森、御旅所へと各所で嫁獅子にとる悪魔祓いをしながら渡御し、夕方獅子舞会館で獅子舞や獅子芝居を上演。翌日、御旅所から神社へと御行列し、各所で嫁獅子による悪魔祓いをして神社へ帰り、青年団による悪魔祓い、おかめひょっとこの舞、保育園児の悪魔祓いが行われる。