その他遺産
JRと接続する恵那駅から、恵南地域中心部の明智駅まで25.1kmを結ぶ非電化・単線の鉄道線。かつて旧国鉄の明知線であったが、赤字で廃止対象路線となった為、昭和60年(1985)に第三セクターの明知鉄道に転換されたもの。
短い区間で2つの峠を越えることから「日本一急な勾配にある駅」および「日本で二番目に急な勾配にある駅」の2冠を持っている他、速度も遅いため、恵那地域の田園風景を眺めながらのんびりとした鉄道旅を味わうことができる。
沿線の人口減少に伴う旅客減に対応し「食堂車」と銘打った弁当列車等の企画列車を走らせ、好評を得ている。