その他遺産
高度成長期以降の日本が戦後失ってしまった「心のふるさと」、そして古代・仁徳天皇が見た“カマドの煙”の景色に思いをはせさせる農村の情景。 平成元年、全国の環境問題を専門に研究している京都教育大学・木村春彦名誉教授によって「日本一の農村景観」と称されたことが一斉に報道され、一躍脚光を浴びたものである。 東から西に少し傾斜する穏やかな岩村盆地に、瓦と白壁の昔ながらの農家や土蔵が点在する情景となっている。