有形遺産
漆原城は標高461mの城山に築かれており、現在主郭に小さな社が祀られている。
主郭とその東にある小郭の二郭から成る小さな城だが、東の小郭は馬出で側面に横堀が巡る。
馬出の曲輪は分厚い土塁が巡っており、主郭から続く土橋はこの土塁に直接つながっている。
土塁の南東端には折れを伴う虎口がある。馬出の側面は東から北へ横堀が巡り、南北両側にそれぞれ縦堀を設けて主郭側への移動を防いでいる。
城主は遠山友忠と記されているが詳細は不明。
※2021年に案内看板設置、主郭までの道順がわかりやすくなりました。