無形遺産
毎年10月に行われる献幣祭。町内3地区約500人が「宮本組」「若一組」「桔梗連(ききょうれん)」に分かれて神輿と太鼓を備え付けた屋台を作成。男性は法被姿、女性は「かるさん」姿で、大人から子供まで太鼓を打ち鳴らしながら町内を練り歩き、八王子神社に集結する。
境内では、手踊りと明智太鼓が奉納される。明智太鼓は、「スリコギバチ」といわれる一種独特なバチで、1名が豪快に舞い踊りながら打つ太鼓が特徴で、金属製の音による軽快なリズムで奏でる金銅太鼓と、柔らかい旋律を流す竹笛で構成される。異なる3つの音が絡み合い、集まった人々の心に迫る。