無形遺産
旧串原村地域では、江戸時代より奉納芝居が盛んに上演され、その隆盛は昭和初期まで続いていた。昭和中期以降は次第に衰退していったものの、芸達者で芝居好きの人達が「串原歌舞伎保存会」を結成、昭和48年(1973)に「第一回公演」を開催し、現在に至っている。 現在は「サンホールくしはら」で稽古し、毎年11月の第3月曜日に定期公演が行われている。演目としては「時代物」を中心に、中央では上演されなくなった珍しい芸題などの上演にも取り組んでいる。