無形遺産
明智町ののどかな田園地帯の集落に地蔵堂と呼ばれる建物があり、見事な絵天井が残っている。 残念な事に、その創建や由来など詳細は不明だが、建物自体は現在でも地域の寄り合い場所として度々使われているおかげで手入れもされており、状態は良好である。 秋になると「弘法さま」と呼ばれるお彼岸法要がここで執り行われ、集落の人たちがお手製の料理などを持ち寄り、開放された地蔵堂から秋の田んぼを眺めながら、のんびりと井戸端会議に花を咲かす。