有形遺産
恵那市山岡町下向手地区の郵便局裏手の山が城跡である。
登り始めて最初は良好な遺構が在るとは考えにくいのだが、山頂にたどり着くと一転して眺望が開け、想像以上に面積の広い曲輪が現れる。
曲輪は二段になっており、上段にはコの字形の比較的大型の土塁をみることが可能。
さらに土塁を越えた先ににはこれまた大型の堀切が、さらに主郭の一段下には形の良い竪堀、横堀、帯曲輪が保存されている。
全く有名でないが、戦国時代の山城としての魅力を存分に楽しめる場所。
※2021年度に案内看板設置、主郭までの道順がわかりやすくなりました。