無形遺産
岩村城の永い歴史を見守ってきた老松を背景に、かがり火を焚き、自然景観を活かした特設舞台で開催される野外能。 会場はかつて岩村藩の藩主邸があった場所で、岩村城やその城下町の歴史を見つめてきた見事な枝ぶりの老松が舞台の背景となる。月の光と薪(たきぎ)の薄明かりの中で上演される能は独特の趣があり、日本の伝統芸能の醍醐味を存分に味わうことができる。