澄んだ空気と豊かな自然、
おだやかな里山風景。寒天・陶土・農業のまち

山岡町は、さとやま風景と豊かな自然環境に恵まれた地域であり古くから「寒天」・「陶土」・「農業」の三大産業が栄えています。
特に、天然細寒天の生産量は朝晩の寒暖差や乾燥する気候を生かし全国一です。
初霜が降る頃、寒天工場の辺りに磯の香りが立ち込め、よしずに突き出されたところてんは、
昼夜の乾燥・夜間の凍結を何度か重ね細寒天に姿を変えます。
冬の間、田んぼには雪ではなく白い寒天のじゅうたんが広がります。

山岡町

今も続く、伝統製法の寒天作り

山岡駅に併設されている「かんてんかん」と「寒天資料館」を訪れると、寒天の魅力を楽しめます。
「寒天資料館」では、昭和初期(最盛期には130にも及ぶ生産工場)に農家の副業として始まった寒天づくりの歴史や、寒天づくりに適した山岡町の風土と伝統製法、レシピなどの紹介、製造道具の実物を並べ「天日干し」の風景を人形で再現した展示などがあります。「かんてんかん」では、寒天を料理の素材に取り入れ、細寒天の良さを存分にひきたたせた食物繊維豊富な寒天料理を味わうことができます。

米作りに適した里山を生かした、
田んぼdeアート!

地元の若者が集まり「里山を生かし、交流人口を増やしたい」という思いから、田んぼdeアートに取り組んでいます。田んぼdeアートとは、田んぼをキャンパスに見立て、色の異なる稲を植えて巨大な絵を作り上げるというものです。平成30年度は、青森県から取り寄せたアート米と古代米により、25アールの田んぼに7色の稲穂と稲葉で、NHK連載テレビ小説「半分、青い。」のふくろう商店街の「ふくろう」と「エーナ」を彩り鮮やかに描きました。
近隣にあるイワクラ公園展望台からは、のどかな農村風景・田んぼdeアートが楽しめます。また、明知鉄道の運行時間に合わせるとアートと列車のコラボ撮影も可能です。田んぼdeアートで作ったお米「清水1号」は、道の駅おばあちゃん市・山岡で購入可能です。

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Information

  • 一般社団法人 恵那市観光協会 山岡支部
  • 〒509-7692
  • 岐阜県恵那市山岡町上手向1228番地1 恵那市役所
  • 営業時間 9:00~17:00
  • 休業日 年末年始
  • 電話 0573-56-2111